サピエンス全史
タイとは関係ない話題ですが、オススメされた本を読んでみたら面白くて。
帯に書いてあったのですが、あのビル・ゲイツも
「歴史や人類の未来について興味のある
あらゆる人に薦めたい」
と書いてありましたよ。
少し難しい本かもしれませんが
何故ホモ・サピエンスが生き残り繁栄したのかが解ります。
少し引用すると
「我々が当たり前のように信じている国家や国民、企業や法律、
さらには人権や平等といった考えまでもが虚構であり、
虚構こそが見知らぬ人同士が協力することを可能にしたのだ。
やがて人類は農耕を始めたが、農業革命は狩猟採集社会よりも
苛酷な生活を人類に強いた、史上最大の詐欺だった」
当たり前のように信じていた宗教や概念…そういったものが一気に崩されました。
まだ途中までしか読んではいませんが、
私ってどの時代のヒトであっても鬱屈した人生を送っていそう!!!
そう思ってしまいました。
日本では生きづらいから、人に海外の水の方が合っていそうと薦められたから、海外(タイ)へ行くことを決めましたが、この本を読む限り私が縛られているのは、自分の中のちっぽけな「虚構(文化)」によるものであって、私が例え海外へ行こうとも私自身がこの虚構に苦しめられていると確信し、考えを変えていかなければ、タイへ行っても何も変わることはないのだろうと思います。
この本はスラスラと読めるような本ではありませんが、とってもオススメです。